CASE STUDY / GAME

次のバージョンは、前のページから続ける

バージョン運用の知見を引き継ぎ、次の一巡をゼロから始めない

  • #ゲーム運用
  • #復帰促進
  • #素材戦略
  • #振り返り体制
原神
クライアント
原神
業種
ゲーム
期間
長期運用/バージョン更新に合わせて継続
担当した範囲
バージョングロース/素材戦略/メディア配信/振り返り体制
直面した課題

バージョンごとに素材は増え続ける一方で、判断の理由が残らず、担当者が代わるたびに同じ試行錯誤を繰り返していた。

TOPSKYが実行したこと

成果物ではなく「そのとき検証したかった判断」を保存し、次のバージョンの起点として渡せる1ページにまとめた。

プロジェクトで残ったもの

チームの進め方が変わった

この支援事例について相談する

新バージョンの企画会。前回の素材フォルダを開くと、ファイル名は残っていても、それがどんな判断を検証するためのものだったかは、誰も即答できなかった。

運用の長いタイトルでは、素材の本数が増えるほど知見が貯まるように見えます。しかし保存されているのは成果物だけで、判断の理由が残らなければ、担当者が代わるたびに、同じ試行錯誤を繰り返すことになります。

「素材がまだ足りないのでは」。最初の振り返りで出た結論はそれでした。ところが旧ファイルを仮説ごとに並べ直すと、見えてきたのは別のことでした。担当者が代わるたびに、同じ試行錯誤が繰り返されていたのです。

対比

素材を貯めることから、判断を貯めることへ

これまでこれから
素材はファイルとして保存される判断は仮説と証拠として保存される
振り返りは記憶を頼りに理由を説明する振り返りで前回の判断ページを直接開く
新メンバーはゼロから経緯を理解する引き継ぎは前バージョンの結論から続ける

チームはグロースの仕事を「バージョンの経験を次に繰り越せるようにすること」と定義し直しました。保存の重点は、その1本が当時どの判断を検証しようとしていたかに置かれ、成果物そのものは証拠の一部として扱われます。

実行

一度の配信を、次の仕事の起点として書く

プロジェクトは「配信のラーニングループ」で仕事のリズムを統一しました。公開前に仮説を書き、配信中に素材の証拠を記録し、結果を集計した後、その判断が次のクリエイティブをどう変えるかを説明します。各バージョンには、次の担当者へそのまま渡せる結論ページを1枚残します。

「素材のエビデンスチェーン」はキャラクター・遊び・感情・復帰動機をそれぞれ別に記録します。新キャラクターの登場時には、まず似た関係性や物語の入口を確認したうえで、どの内容を再テストすべきかを決められます。

  • バージョン前:新要素を、検証すべきユーザーの問いに翻訳する。
  • 配信中:素材名に、ターゲット・約束・画面上の証拠を同時に記録する。
  • 振り返り後:次の動きを変えられる結論だけを残す。

以前は振り返りの途中で、必ず誰かが「これはなぜ残していたのか」と聞いていました。いまはそのページをそのまま開けます。

原神 バージョン配信統括

結果

そのあと、何が変わったか

新しいバージョンの議論が始まると、チームはまず前回のラーニングページを開き、どの判断がまだ有効で、どれを再テストすべきかを決めます。素材ライブラリはファイル置き場から、プロジェクトの記憶に変わりました。

成果は協業の仕組みに残りました。新しいメンバーは既存の証拠に沿って引き継ぎができ、振り返りの時間は新しい論点に使えるようになっています。

プロジェクト後の変化
  • 経験の再利用 ↑
  • 引き継ぎコスト ↓
  • 振り返りの焦点 ↑
※ 数値の公開範囲はクライアントとの取り決めによります。詳しい内容はご相談時にご説明します。

新しいバージョンを引き継ぐとき、前のページを見ればどの判断をすでに検証したかが分かります。推測から始めなくてよくなりました。

原神 メディアオプティマイザー

振り返りの場で当時の意図を思い出す必要がなくなり、チームは前回の判断ページを直接参照するようになりました。

この事例に関連する当社サービス
  • 海外SNSアカウント運用
  • コンテンツ企画・制作
  • KOL/KOC施策
  • 広告配信・効果改善
自社の場合を相談する

START WITH A FREE DIAGNOSIS

次の市場への第一歩を、
無料相談から。

「小紅書が自社に合うか知りたい」「何から始めるべきか分からない」 という段階でも構いません。市場と課題を一緒に整理します。

無料相談を申し込む 初回ヒアリング・市場診断無料|1営業日以内にご連絡
この事例について相談する