金曜の夜、ユーザーは海辺の夕日を一枚保存しました。どこへ行くかはまだ決めていないし、日程表も開いていません。その画面を、一緒に行く人へ送っただけです。
予約プラットフォームの広告は遠い場所を魅力的に見せる一方、すべての人をいきなり検索と予約へ押し出しがちです。実際の意思決定はもっと細かい。まず保存する、季節を見る、同行者を確認する、交通を比べる。価格と日程はそのあとです。
チームはひらめき系の素材から「今すぐ予約」を外し、ルートの保存や目的地の閲覧に置き換えました。ユーザーは離れませんでした。むしろ、これまで飛ばされていた初期の判断が、先へ進めるようになりました。
推進
ひらめきの保存から、予約の確定までの意思決定経路
- 段階 1|ひらめきまず保存し、共有し、同行者と話せるようにする。
- 段階 2|比較季節・交通・同行条件で、合わない選択肢を外していく。
- 段階 3|確定準備が整ってから、日程・プラン・予約情報に入る。
チームは「シーン・タスクマップ」でこれらの小さな行動を整理し、各コンテンツがどの一歩を受けとめるのに向くかを判断しました。目的地の動画はまずルートのひらめきを提供し、価格のコンテンツが日程の確定を促します。
「受け皿の一貫性」は、着地ページが素材の問いを引き継ぐことを求めます。ファミリーの場面ならまず家族向けの客室と動線を、週末の近場なら交通の所要時間を、価格素材ならそのまま日程とプランへ進みます。
先に画像を保存して、数日後に航空券を検索する人がいます。以前はこの区間がほとんど見えていませんでした。
Trip.com メディアオプティマイザー


結果
そのあと、何が変わったか
保存、共有、比較、確定がそれぞれ何を意味するかを、プロジェクトが同時に識別できるようになりました。素材ごとに、よりふさわしい受け皿の位置ができています。
成果はユーザー行動に残りました。すでに生まれている意欲に沿って、次の一歩へ進めるコンテンツが増えています。
- 意思決定の前進 ↑
- 導線の途切れ ↓
ひらめき素材で無理に予約を押さなくてよくなりました。保存、ルート確認、日程確定が一段ずつつながります。
Trip.com グロース責任者
ユーザーはまず目的地を保存し、ルートを見て、準備ができたときに予約へ進めます。


